今回は昭和記念公園に。

広大で東京でも最大規模でしょうか。駅もJRや西武線、モノレールと4駅くらいに囲まれている。
元は米軍基地だった。
しかし、最近ではこの公園が米軍の基地だったと知らない人が増えているようだ。
今も公園の東に基地は存在している。
子供時代もこのあたりに住んでいたので飛行機の爆音やらを聞いて育った。
米兵もよく見かけたし、ベトナム戦争の頃は基地以外の周辺地域にくらす米兵の家族が多くいた。
父親が米兵である友人がいて、ベトナムから時々休暇で日本にもどってきていた。まさに日本はベトナム戦争の後方基地だった。
その家族と一緒に散歩したことがある。
あるとき私は、その友人の家にあがりこんで、米兵の父親にライフル銃を持たせてもらった経験がある。
小さかった私の腕には巨大な銃が恐ろしく重く、ずっしりとしていて、その手ごたえは今も記憶にはっきりと残っている。
アメリカの独立記念日には、アクロバット飛行が遠慮なく行われ、私が住む貸家の庭からロケットのような角度をとる戦闘機を見上げていた自分も覚えている。
その後、基地は縮小され、跡地を公園にするのか東大を移転させるかで議論になっていたと思う。
果たしてそこは国立公園になった。
料金は高めで現在大人は400円だ。
敷地は飛行場基地だった当時も当然のごとくゆったりとレイアウトされていたが、その面影が今も残っているように思える。
立川は、緊急時の政府の非難場所にもなっているが、ときどきそのことを不思議に思う。なぜここなのか。
ここは砂川事件の舞台でもある。
市の図書館にはその資料の多くが保存されている。
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小雨であったが、この日は、初秋の煙るような情景になっていて
彼岸花を目当てに訪れる人がちらほら。
本当に彼岸、秋分の数日間に見事に地中から伸びて真っ赤な花を咲かせる。
何と神秘感の漂う花だろう。
池の周囲では、まずケヤキに出迎えられ、落ちていた木肌のかけらを拾った。
エッセンスにしてみることにしよう。実は今後年末に向かってキャッチできるエネルギーとの同調に良いというメッセージがきているのだ。
ケヤキの持つ幸福感は、観音のエネルギーにも通じている。
ケヤキの木立をぬけると今度は鈴懸の大木が並ぶ。とたんにエネルギーが変わる。
壮大さと力強さ、そして勇気、晴れやかさ、懐の深さ
2か所で「エメラルドの光」のエッセンスを使う。
木々を通じて上にも下にも深くすばやく簡単につながるため。
そしてその風に身を任せ馴染む。
鎮静と落ち着き、穏やかな感情と思考の調和、そして平和を願う。