2014-11-17

秋の実のエッセンス



ドングリ・お茶の実・百日紅の実


この3つの実が共時して実っていたところに次々出くわしました。

ピーンときたのは

グラウンディング

しかも粘り強い

いっそう目が覚めるような

これまでの学びやら経験やら何から何まで

無駄がないということで

すべてをグランディングして

それが統合につながるそうな・・・ふむふむ


温かみのある愉快なグラウンディングです



~ケヤキとのブレンド~

幸福感あふれるグリーンエネルギーのケヤキですが、これと上記をブレンドすると・・・

これは予想に反せず

確実性というメッセージです

無理のない
でも飽くなき探求

何に対して粘り強くするのか
その焦点を定めることを助ける

ということです。

これは外部に対してでなく内面です。行動するときや行動し続けて途中でなにか理由なく不安や心配になったときなどにお勧め。




2014-11-14



銀の糸
金の糸

さらさら流れるのは川の水か

怒りの放流か
悲しみの涙か

音もなくそれは流れゆく


釣り糸は銀色

雪の積もる河原石

幾重にも層をなし

いつかとどくのか

深淵な源に


釣り糸は金色

輝くその先に

挑むは鱶(ふか)か

眉間の光にまかせて

水を照らす

遠い宇宙の外側を

彷徨うように探す糸





2014-11-11

シフト中の人気者~クリスタル




連日の日本のスポーツ選手の光景に目をみはる。






フィギュアスケートの羽生選手のあの状況、誰も出場を止められないというのはおかしい事態。ドクターもいないなんて。
日本人の医療スタッフがいなかったとしても中国側が常駐させておかなければ国際大会としてどうかと思う。

アメリカの医療スタッフに縫ってもらったなんていうのもなんだか国際関係を反映しているような。

さらにオリンピックチャンピオンだといっても19歳の未成年だということを忘れられていなかったか、と思う。

演技に賞賛を送ることでなにやら気まずさをごまかそうとしている大人が結構多そうだと思うけど。


それよりあのときもっと目を見張るべきはことはほかにもある。

見逃せないのは、怪我のあと、にわかに立ち上がって衝突したカン選手の状態を案じて様子を見に行った羽生選手の行動だろう。自分のことで精いっぱいのはずが他人への配慮を思いつき行動に移すあの態度。

これだよ、これ、政治や日ごろの生活で私が見たかったのは。

あの思いやりの心と行動こそ人間としての誇りだ。

結果的に何よりも発展的な日中外交になったはずだし、人間愛、人類愛を体現して見せたといえると思う。

背景にはやはり大震災の経験があるのだろうな。

羽生君(面識ないけど君付け!)の回復祈ります。






テニスの錦織選手は堂々として日本人が幻想として持ちやすい「世界の壁」を感じさせないプレーと結果。

急激に名前がメディアに上がり始めたときには、嫉妬を隠さない日本男子コメントもあり、どうして日本という村をつくりそこにいたがるのか、半世紀以上生きてきた私にも理解できません。「錦織は、中学の時からアメリカにいるからもう日本人としての意識がないのだから騒ぎ過ぎ」とかなんとか・・・。

書いた方、そんなことがあるものでしょうか?ハーフでも自分の国に対するアイデンティーに悩むというのに。
嫉妬のほかのなにものでもない。似たような男子の嫉妬は、かつて堂々とヨーロッパで活躍するサッカー選手、中田にも向けられていたことを私はしっかり覚えている。がっかりするねぇ。

自分から壁をつくりあげているだけなのに、それが日本人なんだとか屁理屈つけちゃって。

日本らしさはいくらでも他にあるのだわ。こんなに歴史が深いのだから、どんだけ頑張ったって日本人らしさは抜けやしませんよ。背負わなくても自然に背負っているから気負わなくていいのだよ。安心しておくれ。

歴史の勉強してないからね。それは、学習指導要領で高校日本史が必修でなくなったことが相当大きいだろうねぇ。

錦織君の(こっちも君になってる!)プレーは体の小ささをカバーする技が研ぎ澄まされて美しい。
英語のインタビューは確かにかっこいい。
日本語のインタビューはさらにかわいい。






2014-11-07

蒼の月


何という蒼だ

焼けつく火柱は蒼なのか

凍りつくことと同義にすすむ

物事とは


静かに通う蒼い血

瞼の陰影がすべてを決める


騎士は冷たい槍を持つ

雲の間を駆け巡るのではなく

雲がその者の間を吹き抜けるのだ


真なることの激しさとは

蒼い焔のごとくめぐるこの月か

2014-11-05

11月のエネルギー



11月のエネルギー

10月までの騒々しさと打って変わって私には非常に落ち着いた無風ともいうべき静けさが広がっている

広大な大地
誰も聴くことがない風の音

静まりかえった夜の闇か
昼の微睡か

何もない
空虚感
だからといって悲嘆はない

静かだ
ただ静か


そうしているしかない

そんなことが遠いところで起こる