夏至のセレモニー
通過点
いつだって通過点
トンネルを潜るように感じたとき
トンネルの先の出口が光って見えるとき
ここだ
と思う
しかし
それは小さな通過点
小さき者よ
溺れそうな広い宇宙の波動の波間に浮く
さみしき者よ
眺めよと命じられた我は
ただ見つめているだけ
夏至のセレモニー
通過点
いつだって通過点
トンネルを潜るように感じたとき
トンネルの先の出口が光って見えるとき
ここだ
と思う
しかし
それは小さな通過点
小さき者よ
溺れそうな広い宇宙の波動の波間に浮く
さみしき者よ
眺めよと命じられた我は
ただ見つめているだけ
悔しいか
貶められて
悲しいか
小さき自分が
不義を働く者にその自覚はない
己の記憶と同じ記憶を焼き付けたいか
後悔させたいか
あやつはもう覚えていまい
あなたの言葉あなたの眼差しあなたの存在
思い出し
反省し
後悔し
詫びに来る
その者がこの世にいるうちにそうさせたいか
それは何という思いやりか
あなたは全身全霊をかけたお人好し
その者はそのまま捨て置きなさい
そうすれば
その者は再び生まれ出て
遙かなる広大な砂漠のように困難な道をあらためて生きることになるであろう
それが輪廻の法則
悟りや解脱に至る道
さあ もうすぐだ
なにもかもおわるのだ
無に帰するとはこういうことかと想像する
だが
それはそうでなかったりもするものだ
さあ 想像してみよう
さあ 創造してみよう
光の粒は集まっては消え
集まっては彼方へ再びの旅に出る
激動の宇宙嵐の中
この地では事故にあっても誰も気づかないことがある
見ても目に入らず
聞いても耳に届かない
救急車も警察も呼んでもらえず
叫んでも
人々はただ通り過ぎる
日常を少しも変化させたくないのだ
すでに嵐の突風のなかにいてもひたすら気づかない
気づかないふりをしているようでその自覚もない
暗黒の世界を客観視せよ
怒濤の風の外側から眺めよ
静寂はそこにある
そしてなすべき事を思い出す
一筋の光のように手を差しのべよ
それだけでいい
それぞれが片手でも両手でも
差しのべるだけでいい