かつて日本は黒船来航に恐怖しました。
琉球王国からの知らせによって来航を把握してはいたものの
判断をすぐに下すということはできなかったのです。
司令長官のペリーの存在は一般庶民にまで伝わりましたが
かわら版をみるとその姿は「天狗」になっていました。
未知のものを受け入れる恐怖が人間以外の存在の姿として表され、抗えない脅威を示しているといえるでしょう。
しかし、そうした異国の存在はやがて別の文明や意識をもたらしました。
それがすべて良いものであったかどうかは甚だ疑問でもありますが、そのときにもたらされたあらたなゲートを日本はくぐりました。
そしてそれらを究極まで発展させてきたのです。
すべてのものには表裏一体となった概念が潜んでいます。
それは変化をもたらします。世界は未曽有の不幸を生み出しました。
そうして歴史は推移したのです。
今この瞬間私たちは新たなゲートを迎えていると言えます。
どんな存在と出会うのでしょうか。もはや地上のどんなものにも私たちは驚かなくなっています。
深海の生物の驚異には少し反応するかもしれませんね。
私たちはもうすぐはるかな宇宙の存在に出会うのです。
これは実に当然のことです。
自然であるわけです。
しかもきちんと段階を踏んでもいるわけです。
そしてかつての出会い方とははるかに違い、慌てるということはありませんし、必要ありません。
それは多くを学び積み重ねてきた結果です。
意識は変わります。
もう変わりはじめていることにも気づいてください。