2013-10-24

斎王とともに


斎王さんとの霊的な出会いは昨年2012年の夏だった。

ライトワークの内容が降りてきて伊勢に行くことになっていた。



10年以上前にも行ったことがあり、すぐに内宮、外宮意外に斎王の森に行くべきだと感じて行って来たことがあった。

歴史関係の仕事をしていたこともあるし、学芸員の資格もあったので遺跡もすぐに気にとまる。

おかげ参りが終わると皆横丁で遊んであとは牛肉を食べるか伊勢海老を食べるかだ。真珠をみてもいいね。と

でもわたしは気の向かない夫を引きずって斎宮跡に行ってみた。思えばここから縁に気づいていることになる。出来うる限り資料も買い、タイミングがあれば教材にもした。



そんなこんなでライトワーカーの境地のなかで再び出会うことになるとは・・・・。

それも斎王並びにお付の大行列を観るところから始まる。

それらはまだいわゆる幽界のものたちの姿だった。
はじめこの状態では私がしんどいので勘弁してくれと頼んだ。すると彼女らはひどく悲しんで楽しみにしていたのにと騒いだ。

で高次にお願いしたのだ。これはどうしたらいい?と。答えはきた。

実際に伊勢に行くまでの間、何度も瞑想する。

するとそのたびに斎王一向は吉祥天の光を浴びて急激に成長した。
すっかり光の存在になり、そのうち3人は常に私のそばにいるようになった。

私自身はある日、天照が現れて強烈な光を送ってきた。しかもチャクラを順番に調整してきた。
その力強さによって私はなんら物理的根拠をもたないこのワークを実現することの意味を再認識した。

伊勢に行き、斎王の森の遺跡で檜のエッセンスを使ってイニシエーションを行う。
これがライトワークのおもな内容だった。

降りたのは水にまつわる精霊やそれらが集う社を建てること。あとはなるに任せて現象を見守る。これはおなじみの手法だ。

斎王や水にまつわる様々なヴィジョンが事前にチャネリングされていた。

一緒に行く者もいることが感じられ、絶妙のタイミングで霊的にゆかりのある人が現れた。

移動はその人に任せることができた。

9月の中秋の名月、その日になった。

行けば確かな場所が見つかるはず。アメジストが助けてくれる。虹を呼べば各地の聖地を繋いでくれる。
檜のエッセンスは天地をその場にアンカーする。

台風が直後にやってきて手伝ってくれる。通り過ぎた後はすっかり次元が変わる。

森のちいさなスペースに四本柱がたちその上を水の妖精のような女性が絹衣をきて舞う。

ふたたび集う場となるためにそして再び本来の役目が開始される。



以後斎王さんはつねに私のワークに参加している。

一番格別だったのは、被災した石巻の大川小学校でのワークだった。

このときもかなりの念や霊が飛び交う中だったので不安は大きかったが、その地で命を落とした子らの解放が主目的だった。親や縁者や土地の嘆きのエネルギーが大きすぎて入り乱れて光になりきれないからだ。

前年の冬至の瞑想で受け取っていた無数のグリーンの球体はここで使うのだと思った。
そして斎王がそれを見守って助けてくれる、と。また、私の魂は不動明王によってシールドされた。

果たしてその地に行くと毎日のように嘆いて石碑に訪れる親たちの姿。

学校の敷地に行くときに赤とんぼが数匹飛来し、やがて無数の赤とんぼに私は囲まれた。
一緒に行ってくれた親子は、私と少し離れたところにいてくれた。

2013年白神
眼を閉じてグリーンの球体を放つ。このとき斎王は大きくなって優雅に天に存在した。

トンボが受け取り持ち去っていく。子供らに渡すためだ。もしくは子らがトンボに乗っていたのだ。
霊的な球体に乗ってさらに高みへ昇っていく。笑顔で。斎王らは子らと戯れる。

眼を開けると無数の赤とんぼは全くいなくなった。

どーっと風が吹く。


今年2013年は
伊勢の祭事が進行している。
格別の年だろう。

思いがけず人々も集まっている。

役者が揃ったのだから当然だ。