夏空が見える日が多くなってきた。
今年は、空梅雨?
私にはそれよりも「冷夏」という感覚が来ていた。

今月の夏日は、昔懐かしい夏の範疇で、子供のころの夏を思い出したりしていた。蚊取り線香の香り。ドアの隙間からただよってくる・・・と郷愁にひたるも、現実の蚊のほうは、子供のころの蚊より強力に進化している。
なぜ冷夏の直観がきたのか。それはまだ6月の梅雨に入るか入らないかのころだった。青空から巷にかけてのエナジーからだった。
そして、どうするのか、私たちは。
次に浮かんだのは「米」だった。米の不作?もしくは猛暑でないことから豊作?
どちらかはわからないが、植物になんらかの影響はくるだろう。
予め冷夏だとわかったところで、私たちが行うことは、不作なら買いだめ、豊作なら買いたたき、作り手は泣く泣く処分だ。
輸出先を俄かに探してもすぐには見つからないかもしれない。あらゆる日本産はブランドになることをだいぶ前から感じていた。とっとと外に売り込む人が出てきてもよさそうなものを何が阻んでいたのか、外に羽ばたかない業界。
去年から今年では放射能の影響でその活路は棚上げ。
さて、この夏だ。
淡々と過ごせる者は幸いだ。あらゆる面で一手を打つならこの夏だ。人間社会の行く先がかかっている。