そば屋で
ある老人夫妻と居合わせた
あのおじいさんの過去生は野武士だ
そして歩兵でもあった
そして言われた人間を
動物を狩るように殺した
そして生計をたてた
当たり前のようにその時は何も考えない
持ち帰った身入りを手に
女房のもとへ
いつもどうりに飯を食い茶を飲む
いつもどおりの世間話
大多数の男の中にある過去生のエネルギーを
その時
浴びた
その翌朝↓これを見たのだった
*
そいつはあいつを追いかけている
そいつは見覚えがあるぞ
忘れていたが
以前の勤め先にいたひどく攻撃的な輩だった
何がどうなってそうなってしまったのか
私にはとんと理解できない
教育ママに育てられた
そんな昔の言葉に
もう誰も振り返らないだろうに
それでも彼にはそれが生きた現実なのだろう
これは夢に違いない
私は夢の中にいるのだ
追われている者に見覚えはない
痩せた男だ
そして地味に見える
内面を隠すような人物のようだった
だから人の内面のことも見抜いていたのかもしれない
追いかけて追いかけられて逃げるように忍び込むように
道路を走り角を回り
建物の中へ
つられて私も入ってしまった
総てはグレーな色合いだ
そして座敷があり宴会なのか会議なのか
人々はコの字になって座っていた
私は場違いだと感じた
もう忘れていたはずの忍耐の会議場じゃないのか
でも身体が引きずられ
ここに居る
同時に
そいつが
あいつを
刺した
重なり合うように
グッサリと
ひやぁー
あんな公開された場で
騒ぎになるに違いなかった
なのに
それなのに
だれも気付かない
そうだ
そんな人々だった
非常なことが起こっているのに
誰も気にしない
人が刺されたというに
これは夢だ夢に違いない
人があれほど薄情なはずはないじゃないか
おお
私だけが目撃者
私だけが知っている
真実が脇に置かれて鎮座する
宙ぶらりんの真実
どうしたらいいのだ
私はどうしたらいいのだ
するとみるみる目の前が嵐のように斜線で覆われた
気を失いかけたのだ
いつの間にかその場を離れたらしい
どうやって動いて行ったのか見当もつかない
私は救急隊のような人間に介抱されている
うごめいて
手足をバタつかせ
もごもご
口が動くが
言葉が出ない
ああ見たのよ
そいつがあいつを刺すのを
そうだ
そいつはそんな風に攻撃的な奴だった
腹を見抜かれては生かしておけない・・・のか
いつかやると思った
確信が腹に突き刺さる
*
夢だ
そして
目覚めると身体が硬直していた
江戸城址 |
冷や汗のなかで
もしかしたらあやつは今この瞬間に
犯したかもしれない
やってしまったかのしれない
**
男性の負の過去生ってこわすぎる・・・
レムリアの水晶でヒーリングすることにした
・・・取れました!