2016-05-22

広島の祈り その2 戦艦大和


呉の大和ミュージアムはたくさんの人がきていて盛況だ


中には単純に軍事関連が好きという人も

単純な乗り物好きが何やら力説する様子には

ある独特の意識レベルになっているように思える


女にはわからない


とでも言いたげでさらに

戦艦大和 模型
男のロマンとでも言いたいのだろうか


ヘンな人たちがいるもんだ


個人的なもので収まっているうちはよいが押し付けはじめたときが非常に危険

趣味の思い込みを政治にまで持ち上げられるはずがない


どれほどの研究と月日をかけて建造したものか


造った者だけが乗った者だけが冷静だったといえるかもしれない


国家の軍事作戦の一環だったとしても


船乗りのルールや気合いは変わらないだろう

大海原に乗り出せばどちらの規範が本筋なのかは明らかだ



戦死者の名簿パネルにある指揮官の言葉がすべてを物語る

「・・・略・・敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか・・略・・俺たちはその先導になるのだ・・・」と

大和は出航した

撃沈されるために