ざわざわした耳鳴りの続きは
ストーンとした静寂
どちらも取り合えない
狭間の感覚
しみじみとした夜空は見たことがあったようななかったような
不信の壁が厚く立ちはだかるこの世の儚さとみじめさ
天にいればそこは確かな運命の居場所となるのか
そうでないからここに居るのだろう
大いなる試みの独楽になるべく名乗りを上げた勇士ばかりが集う地球
閉じ込められたかのように感じれば感じるほど別の場所を意識する
大いなる実験のこの地をどうして必要としているのか
さらなる疑問符の中に飛び込めば
ただただ繰り返す回転の原理
動いていなければ
流れていなければ
無の価値もわからずじまいなのだと
情熱の源を見ようとする