2014-07-16

紛争資金を運ぶ者は誰か





民族紛争の原因を宗教的な背景として報じられることが多いが実はそれが第1の要因ではない。

説明としてわかりやすいからということがその理由として浮かぶかもしれない。だがそれもそればかりではない。

要は宗教の違いを前面に出すことによって本当の理由を伏せたい、隠したい、誤魔化したい、蓋をしたい、輩の仕業なのだ。

そこまでして隠したいのだから不当な理由だと考えたほうが良いだろう。

不当とは一部の人間が権力や莫大な利益を確保することにほかならない。

そのために金に糸目をつけない。



単純に考えてみれば真実が観える。

抗争を続けるには金がいる。何をするにも「続ける」には資金がいる。働かずに抗争を続けられるということは武器、弾薬、そして生活を維持するだけの資金を提供している者がいるということだ。

戦うには金が要る。

戦いを続けてもらうことで潤う者がいる。

黒幕はそれだ。

騙される若者はどれだけいるのか。


宗教対立の方がまだましと言わなければならない。

甚だ悲しいばかりだ。

教育は大切だ。教育ほど大切なものはないとまでいえる。


武器の供給を断てば、戦いは終わる。石を投げて解決できないことはすぐに学べるだろう。

武器供給を断つことを躊躇している先進国の首脳や大企業の幹部は同じ穴にいるむじななのかもしれない、

と一般市民が気づくのはいつのことか。