2013-12-08

りりの庭~タイムマシン その1




乗った乗った乗ったよ~❤

なになに?りりちゃん!

だからさー乗ったんだよーーーーー

そんでもって行ってきたよ!!!

行ったってどこへ?


古代の古代の八百万の世界から落ちた人を見に行ったの!

やおよろず?!

古代の日本の神々の話?

いやーん、ちょっと違うよー

えー?じゃ誰が落ちたの?

うふ・・・・・・・・・・それは誰でしょう・・・・・・・・・・・・・・?




角髪(ミヅラ)も見事な若者二人の話

一人は大男、陵の仕事
その実は薬を作るを得意とする者

突然の雲間が明るくなり太陽でもなく光り霞む

良く見えるように目を凝らす

そこには今までいなかったはずの人影が・・・

妙な輝きを纏うこの若者
金の環の冠り

実は天から落ちたばかり

絹衣がひらりと宙を回転して回転して舞うように見えたかと思うとズドンと土に接する

足をくじいて初めての身体を味わう

そこへ居合わせた陵つくりに駆り出された者

痛めたその者の足を見るなりすぐさま手当を始める・・・・・

魂の技ははばかりなし

親しき者、見知らぬ者の区別なし

落ちた若い光は感謝の光となって手当する者を照らす

どうしてこんな・・・・?

くじいた足はこれをつけるといい
しばらくすれば元にもどるだろうよ

そうか、ありがたい
ところでどうしてこのような力仕事をしているのか

命令されればやるしかあるまい

ふむ
ではまた会おうぞ

おうさ




その冠りはいったいどうしたの?

りりは冠の輪を持っている

孫悟空のものではなかったのね・・・
(*りりの庭~クリスマスプレゼント 参照 http://lilian-sound.blogspot.jp/2013/11/blog-post_2180.html)

もらったんだよ

はい~?

どうしてりりちゃんがもらうのさ

手当してあげた若者にあげるならともかく

へへへだってくれたんだよ
記念だってさ