ミカエル族とはよく言ったものだ
私の右隣にはミカエルがいる
何人か同じような状態で生活している人を知っている
そのもの同志はなんとなくお互いの事を察している
いよいよとなったときの避難先はミカエルの背中や翼の端をつかむこと
そして地球を眺める
*
またまた
こんな
火の海
地の果て
地獄絵図
この酷い臭いを嗅いでみろ
と仕出かした者どもに言いたい
こんなはずではなかったなどとは言わせない
2千年以上にわたって繰り返してきた
ことではないか
繰り返してきたからこのありさまを失くせないなどという言いわけもきかない
ようやく真実を過去から眺め通す機会が与えられている人々が多くいるというのに
現代人の責任は未来の生き方の礎を築くことだろうに
国家の名によってでも殺人は許されない
いや国家による殺人が最も重い罪となる
そうした時代に入っているのだ
*
出来事の契機と展開そして収束の速さがはやい
みるみる違う表情の人々になる
ミカエルはなにをするの?
必要とされる人をここに連れてくる
そして実態を俯瞰し感じれるようにプロテクションする
人によっては話もする
でも私の場合は
避難訓練のようになっている
*
ミカエル曰く
静かに私のエネルギーを眺めてください
青く透き通る光線
煙のような粒子もよく見える
地球にそれを振りかけてあげて