2013-03-08

吉野梅郷

吉野梅郷にちょっと寄った。
まだ咲き始めで閑散としている。

大きな公園を後にして山側をみると
こちらは南斜面のせいか咲いている・・・。

細い脇道を登ってみるとロウバイがいい香り・・・小鳥が通り過ぎる・・・
何度も何度も・・・。
で、そのあとをついていくことにした。
数人の中年グループの笑い声がする。咲いている梅の下を陣取って楽しそう。

私も咲いている方向に行こうかと思ったら小鳥たちは別の方向へさえずりながら飛んでいく。
まるで招かれているみたいな感じがしてやっぱりそっちについていくことにした。

見ると石碑があって、さらに細いのぼり口があるのでそちらにいくと、
おやおや、天神さまの社の脇に出た。菅原道真公を祀っていた。
そうか。
と納得してお参りした。

飛梅の話を思い出す。社の左側の梅と榊に魅かれるものがあった。大抵は本殿よりも近くの木々に注目させられる。

ふむふむ・・・細かい虹色の線とともに・・・天照(アマテラス)さんに通じる道が観えるね。


紅白の梅がちらほら咲き、ほかにも榊や見たことのない種類のコブシの花があった。
牛石というのもあって、道真公に仕えた牛のことだとか。

合祀の神様もいるので社を一回りする。
雷電山が見えるというところに出た。干ばつのため祈祷したら雷雨になったということで雷神さんを祀っている山だという。

黄色く煙っているのはもちろん杉の花粉。すごい、立ち上る湯煙のような花粉をみてしまった・・・でもなにか伝わるものもあるな・・・。

北側斜面は紅梅があったが、沢山の切り株がある。
昨年だったか梅の木が病気になり、広がりを止めるため切ったというニュースを思い出した。