ヒャッホー!!!
こんな遊びは久しぶりかもよ~
こんな遊びって・・・?!
久しぶりって
こんなのは初めてでしょーが!
白い馬の上
雲みたいな
と思ったら雲の上を飛んでるではないか!
馬は・・・そうあのとき見た馬
正面から現れて
私に乗りなさい・・・
その言葉の響きは命令ではなく誘いでもなく
ただあなたがそうしたければ乗って構わない
あなたは乗ることができる
そんな語調
ミカエルとさらに高次の存在から剣を受け取るように促され・・・
そうしてみたものの
これで何すんのか?
戦うにはもうその無意味さを知りすぎている
ただ防御に使うのかな・・・
疑念をもちつつそのままにして
もしかして来年はそうしなければならないから
前もってギフトされた?!
となるとしんどい予兆ではないか・・・と憂えてみたり
そのときりりは無関心だった
なにか積極的なアクションなら騒いでいるはずだし
やはり粛々と防御しなければならない歳まわりかも・・・年代もそんな年代
これからもそうだ
そうだろう・・・
しっかーし!
違ったみたいだ
りりちゃん
解説どうぞ
あいよ~
ヤッホー
こーんなに高いところだね~
白いお馬には翼だよ
ミカエルの翼かな
ともかくその背中に乗ってね
飛んでるの!掴まっててね
そして今まで対峙してたものを完全にミカエルに任せたよ
それでよかったのに
ご苦労様だってさ
4本の剣は四方の離れたところに宙に浮いている
下から黒い煙が立ち上ると
それを撥ね返している
地上の混乱
まるで戦争のよう
放たれているのは人の念という爆弾
ところどころで火を噴いている
黒焦げの煙が大きく昇る
ドラゴンが現れそれを蹴散らす
それでも間に合わないくらい
高々と舞い上った天界と地上の狭間
ミカエルはいつだってそこを見回り続けていた
まるで警備隊だ
こんなところに私はいたのか
そうです
あなたは選んでそこにいました
それがしばらくの使命だと信じていましたから
よくがんばりました
そろそろいいのですよ
私の後ろにしばらくいていいですよ
そのように許可がでています
キャッホッホーー
翼の上にも乗っていいかな~
おーりり!!
いいけどね
落ちないでね
やっぱりハラハラする私