2012-12-31

伊勢の斎王


目覚めてきた魂たちよ

わたしもこうして光のなかにいます

この年の9月の満月をもって

わたしはここにいます

これまで封じられてきた健やかな光の筋が
今こうしてあなたの眼前に現れることができたのです

どうかそれを信頼してください

わたしはあなたがたとともにあります

なんという幸運でしょう

水は光を導きます
すべてを清め健やかにします

透明な光の水をどうぞ受け取ってください
わたしはあなたとともにいます

風になびく衣をとても久しぶりに見ました
その風の道筋はあらゆる困難も打ち砕くでしょう

明るい日射しとともに
わたしたちとともにどんどんと光の空間に躍り出ましょう

いつも一緒にいます

のびやかなるこの空間でともに歩みましょう


斎王より


 

良識を持つ


この1年、自分も含め病に伏した人たちと多く接した。51歳を過ぎた年回りとしてもそれであたりまえかもしれない。

不治の病を知りつつも、実はどこかで病は必ず治るものとして認識していた自分に気が付いたのは数年前に母を亡くしたころだったかもしれない。

そしてさらにそんな気づきも覆るという世界にちょっと足を踏み入れてみた。しかし、やはりそれはなんとおめでたい思考なのかというふうに言っておくしかない。

それが一般の世の常識的な「思い」だからだ。

そうでなければどうして東北で被災した人々に寄り添えるだろう。

そうでなければどうして不慮の事故で罪のない子を失った親に向き合えるだろうか。

その世界では、死はちょっとした出来事のように言ってみせる人がいたりする。目覚めていれば癌も治っているはずだろうと豪語する人がいる。津波にさらわれた人々はもうそのことが決まっていて光になって救われていると直後に書いたりしている人がいる。その世界を知った人はその世界を知らない人よりも優れているかのようにふるまったりする人がいる。

そんな無神経な人は決して悟ることも目覚めるということもないだろう。

その世界での盲点は読み手によってあまりにも認識の幅がありすぎるということだ。
簡易な言葉は深みと浅はかさの両方を兼ね備えている。

目覚めた者とは依然として少数だ。

感性と読解力のない者は光を前にしながら簡単にもう一つの呪縛にかかるだろう。






 

2012-12-30

其処

無言でいたら

何かを言いたくなるのか

何も言いたくないから

無言でいるのか

言葉を無くしたとき

無限の可能性をそこに観る

限りなく波打つ

この表情

源泉に立つ

自分の影を観ては

宙に浮き

泡立つ未来の約束は

もう果たした

2012-12-29

明けがたのアバンダンティア

なにを受け取りたいですか

なにが好きですか

いつもあなたのそばにいます

ささやきに耳を傾けてください

ご自分の手をみてください

みつめてください

そこになにが乗っていますか

それがあなたのものです

受け取るのも

手放すのもあなたが選択できます



アバンダンティアより

2012-12-27

年の瀬





もう新たな道筋が見えている

昨日のひきこもりも

今日は日の出の眩しさに手をかざす

冬の光は氷の輝き

遠い波に思いを馳せて

必ず人が戻ってくることを誓う

生きた土地の痕跡は

まさに今復活するのだ

迎え入れるのは懐かしい宿の火

木々の精霊

花のように香る
雲の流れ



りりの庭~大天使ミカエルの背中


ヒャッホー!!!

こんな遊びは久しぶりかもよ~

こんな遊びって・・・?!
久しぶりって
こんなのは初めてでしょーが!

白い馬の上
雲みたいな

と思ったら雲の上を飛んでるではないか!

馬は・・・そうあのとき見た馬
正面から現れて
私に乗りなさい・・・
その言葉の響きは命令ではなく誘いでもなく
ただあなたがそうしたければ乗って構わない
あなたは乗ることができる
そんな語調

ミカエルとさらに高次の存在から剣を受け取るように促され・・・
そうしてみたものの
これで何すんのか?

戦うにはもうその無意味さを知りすぎている

ただ防御に使うのかな・・・

疑念をもちつつそのままにして
もしかして来年はそうしなければならないから
前もってギフトされた?!

となるとしんどい予兆ではないか・・・と憂えてみたり

そのときりりは無関心だった

なにか積極的なアクションなら騒いでいるはずだし

やはり粛々と防御しなければならない歳まわりかも・・・年代もそんな年代

これからもそうだ
そうだろう・・・

しっかーし!

違ったみたいだ

りりちゃん
解説どうぞ

あいよ~

ヤッホー

こーんなに高いところだね~
白いお馬には翼だよ
ミカエルの翼かな
ともかくその背中に乗ってね
飛んでるの!掴まっててね
そして今まで対峙してたものを完全にミカエルに任せたよ
それでよかったのに
ご苦労様だってさ

4本の剣は四方の離れたところに宙に浮いている
下から黒い煙が立ち上ると
それを撥ね返している

地上の混乱
まるで戦争のよう
放たれているのは人の念という爆弾
ところどころで火を噴いている
黒焦げの煙が大きく昇る
ドラゴンが現れそれを蹴散らす
それでも間に合わないくらい

高々と舞い上った天界と地上の狭間
ミカエルはいつだってそこを見回り続けていた
まるで警備隊だ

こんなところに私はいたのか

そうです
あなたは選んでそこにいました
それがしばらくの使命だと信じていましたから
よくがんばりました
そろそろいいのですよ
私の後ろにしばらくいていいですよ
そのように許可がでています

キャッホッホーー
翼の上にも乗っていいかな~

おーりり!!
いいけどね
落ちないでね
やっぱりハラハラする私










 

2012-12-24

冬の欅


先日、散歩の途中に欅(けやき)のはがれていた木の皮を採取。
通りががってふと呼び止められた気がして見上げたのでした。

そこは古い神社・仏閣が並ぶ街道沿いの崖線の下、いわゆるハケ下と呼ばれるところで昔は湧水があちらこちらでみられたところです。

相変わらず凛々しくそびえ立つ欅。
幸福感を呼び覚ますお手伝いがとっても上手な木です。

採取した木肌をすぐにリーディングしてみる。

ふわっとはじめ赤色のエネルギー、これはもしかしてこの時期ならでは・・・?次におなじみのグリーンに変わりふわふわと胸のチャクラからしみ込んでいく感覚。さわやかさもいつもの通りでした。グラウンディングも手伝ってくれてしっかり大地とのつながりも体感できます。

サイモン&スー・リリーさんは、このエネルギーをエッセンスとして開発してジャパニーズシリーズの1本にしています。エネルギーの表現はパンフレットでは言葉で降ろしていますが、実際は色や音でも表現しています。

深みのある樹木のエナジー、木の精霊として感じとる方も多いはず。これらは、さらに高次の存在への水先案内も買って出てくれています。

そのまま空を見上げた時、あるいはじっと自身の身体と内面を注視したとき、深い高いところに至ります。

http://simonhlilly.com/




*** *** ***

グリーマンエッセンス、ジャパニーズシリーズ

ケヤキ
対応する色:グリーン
キーワード:友情
心のバランスをとり関係を改善する。幸福感を増す。状況を楽しむ。セルフイメージの改善。他。

「グリーマンエッセンス オフィシャルガイドブック」より抜粋

2012-12-21

十字架


寒いね
キリストは胸に何を持っていたか知ってる?
それはね
林檎だよ
とても赤いの

かじると少しすっぱいけどやがてさわやかな風のように甘さがひろがるよ

風が冷たいけど大丈夫?
キリストは孤独のなかでなにを考えていたと思う?
それはね
新しい歌の歌詞だよ
胸の奥が熱くなる

謳うと音痴がわかるかもしれないけどほのかな幸福とつながるよ


 

2012-12-19

出た!月



今月の新月もしんどいエネルギーをキャッチしてしまってなんだか嵐の夜のようだった。
確か10月もしんどかったような。
じっと耐えるしかないんだな・・・。
願いが叶うとか言って集中して願掛けし過ぎなんじゃない?

知らぬ間に夕方瞑想するしかなくなり、ひたすらハイヤーセルフと
地球の地平線を眺めていた。(瞑想視界のことです)

なんというかねぇ。やっぱりいわゆるネガティブな様相がこう切れ切れになって風に舞っているみたいな・・・。
下手してあたったら大変でしょ!なんて誰に言えるでもないのだけど。
単に自分が感じやすくなってるだけでしょ、と言われてしまえば、はいそれまでよ。

いやはや、こう2012年の冬至前のデトックスといえばいいのかな、
でもエゴって感じなんですよ~。いいけどね。でもなんか依存しすぎだよ~。
次の朝の外の空気はスキッとはしてたかな。

地球よ、宇宙よ
ご苦労様、ありがとう。

今日はセージでお部屋の浄化。実は煙があまり好きでない私。
水晶での浄化もまたやろうと決心した。

しかし政治を見てもこの感覚はなんだろうと思わずにはいられない。

毎日祈ろう。












 

2012-12-16

薄暗い闇


少々困難な状況に陥ったかのように見えている、そんな人を狙った闇の使いがいるようだ。

気づかずに奴隷のように支配されているのはあなたかもしれない。

一昔前のはっきりとしたマインドコントロールではなく
ほんの小さなこと、特に他人には話さない個人的なことをきっかけにして
まんまと心の中に入り込み巣をつくる。

生活はいつものとおり
誰から見てもさほどの違和感もない。
けれども深く分け入れば
そこにあるのは罵声にも似た数々の言葉が恐怖とともに
黒い袋に入って膨らんでいる。

そして知らぬ間に自らも次のターゲットを探し回っているのだ。
自分と同じものを作り出そうとして
ひとりはさびしい
あなたもそうよ
わたしもこうだから

そんな会話のなかに潜んでいる。
ほくそ笑んでいる。
無意識のねずみ講のように

巧妙なその術にあなたがわたしがはまるかもしれない。
もうはまっているかもしれない。

ヒントは
「わたしもそうだからあなたもよ」


 

潜り抜ける


潜(くぐ)り抜けてきたものとは

潜水のようにしてあなたはそこを潜り抜けた

鳥のようにしてあなたはそこを飛び立った

土砂に埋まりそうになりながら

あなたはそこをかき分けてきた

それはあなたの中にある

ありつづけた



再び

そこにいる

真の音とは何か

奏でられた鳥のさえずり

道端の草木が伝える風の揺らぎ

潜り抜けてきた

土に踏みしめられて埋まっていたと思った

その土を踏め

きりきり舞いさせられた

その風に乗れ

息次ぎという絶え間ない努力は

真に至るひと時の夢


2012-12-15

再会


再会を果たしたソウルメイトが弟子を連れて作品を見せてくれた。
寒々しい空ほど空気は澄んで星が瞬く。
作品うんちくは絶好調だ。和やかなひと時が柔らかく流れてゆく。

病院にいる子供に毎年わざと小さなクリスマスツリーを作って驚かせているそうな。
年ごとに小さくすることに挑戦しつづけ、ついにこれ以上小さくできないというほどのミニチュアツリーが出来上がっていた。
虫めがねの世界が堂々と広がる。

来年どうしよう?アイデアない?
笑顔が傾く。

そうねぇ。今度はミニチュアの本にする?小さい絵を描くの。

いいね。
また、次も楽しみだね。

個展はやるの?
なぜか私の夢も膨らむ。

場所の設定作業さえもうれしくてたまらない。
新たなステージが続く。
人の手が笑顔をつくってくれるんだから本当に温かい。

2012-12-14

集会


近所中を嗅ぎまわって寄り集まる

集会しているのは

行くあてを無くした人々の群れ

住むあてもなく漂いながら
言葉が混雑していく

「今ならまだ間に合う」

そういわれて
警報に耳を傾けず
飛び込む踏切の中


車輪は飛び交い
犬のように吠える

この集会は何だろう

 

霜の降りる朝


陰鬱な影をまたみた

全くなにを考えているのやら

地球規模で一度にエネルギーを負に換える

何度となく注意してみていると

何処まで行っても同じことの繰り返し

場所を変えても

時を変えても

同じことをする人々

もう一度だけ
待っててくれと言っても

どうなるか
もはやわかるすべはない


****


白い空気に触れてみた

すると立ち昇る

円の中に

一羽の鳥が現れた

片方の羽に何かを付けている

その羽はあっさりと抜け落ち

この地上に落ちて

木の葉のように回転する

雲に乗った郵便配達は

手紙の宛名を確認していなくても

届くべきところに届くのだという








 

2012-12-13

流れた星


沈む土地
落ちる地球
月から見てみた

流星
ペガサスの尾
さみしい旅人
人から見てみた

 

2012-12-06

種まき

いくつかの疑問こそが人を内側から保つ礎になる

「テーマ」そのものが逸る心の原動力である

湧く水のごとく
それは際限なく繰り返される

そうなることが
明日を解き明かす道しるべである

胸に何者かを埋め込まれたものは

自分を失いかねない

本来の魂の呼び覚ましに他のエネルギーはいらない

自身でいるために他の何かの指図はいらない