2015-02-23

風が巡る日


風のめぐり

そうしたら

それで


・・・・・・


花を散らす白い風を見たか


木々の幹の笛を聴いたか


空へ
空を

バレリーナは腕をのばす



小鳥のさえずり

ついばみのリズム


もしかしたら


・・・・・・・・・


すでにこの日はこの日でなく


無言の地中にいるとしたら




固くふさいだ耳と

閉ざされた口




通り過ぎるなら

そうだとしたら


・・・・・・・・・・・・風の巡る


この日を

その日としよう






幾段もの炭火の上を歩む人々の影


2015-02-18

りりの庭~再びのミカエル その3

そういやその上だか奥だか別次元に光が伸びて繋がって観えるのは・・・・



いつもいつもいつもいつも

いるよね

そこになんともいえぬ青?蒼?碧?を放つ

そして勇将な姿に似ず意外に無口、私にはなのかもしれないが


でも必ずプロテクトをする機会を作ってくれる

いざとなれば別次元秘密の基地?館に運んでくれたり


背中に乗っかてしまうという失態はりりがやっている
私じゃない!私じゃない・・私じゃないと思う・・・・



それで俳優君、美しいその羽根はどうなっているのかしら?
あなたの目隠しに
そして防御です

えーSweetだわーーーーー

感動だわ

そう
今涙がハラハラだったとこ


そうです
それで来ました
泣いてなくてもずっと涙ハラハラのようでしたので

さあこの翼で囲っていますから

涙ハラハラのまま居てください

そしたら落ち着きます

そしてよく見てください
あなたの前のスクリーンを

とても大きなスクリーンの前に立ってその中のひどい仕打ちを受けた方を救いたかったのでしょう
せめて亡骸を布で包み愛の手で抱えてあげたかったのでしょう

そしてそのかたに翼が伸びて帰っていくのを見たかったのでしょう

でも良く御覧なさい
それはスクリーン

巨大なスクリーンでその中には入れませんよ

だから今からはハラハラ涙はお拭きなさい

でもこのスクリーンを見ることは大きなそして多くの意味があります

このエネルギーの一端を携えて生きる勇気を持ちましょう


ほらもう一つの翼もあります
この中にすっぽり埋まればいつか行った避難の館に着きますよ

りりちゃんももちろんいっしょにどうぞ



少し距離をとると確かに超巨大スクリーンに惨劇が映しだされている

でもここはあまりといえばあまりの波動・・・・



ではりりちゃんジャンプしていこうか?

えー翼に乗って行くんじゃないの?

天使の背中に乗っけてもらいたいよーーーー


あーーやれやれ
途中遊園地さながらになるかもしれないけれど
どうかリりちゃんをよろしく頼みます


大丈夫です
どうぞお乗りなさい
あなたもいっしょに


ふぁーーーい





「リりの庭~ミカエルの背中」参照
http://lilian-sound.blogspot.jp/2012/12/blog-post_27.html

2015-02-15

りりの庭~再びのミカエル その2



これは

赤い線の入った花びら 

ああバラの花びらを選んだら・・・・

それは血の香り?

痛手を負った侍の血潮


悲しみの親子

子を失った母の涙の筋?


もっと深くもっと痛々しい



あーーーーーーーーーーーーどうしてだろうねぇ


こんなところに居るなんて!

りりちゃんいつものパワーはどうしちゃったの?

到底きみのカラーからは思い当らない状況だわ


りりちゃんも真顔でワンドを振る

でっかいめめも白黒してるかも・・・

私の目からはハラハラ涙

どこのどなたか存じませぬがなんとお労しい・・・・・







私の右側に神々しい羽根を背負う男性天使登場


え?

お宅どなたさん?見たことない

というか映画俳優ふうだねぇ

そう「イングリッシュペイシェント」のあの人みたいな・・・


金髪のブルーアイ

彫りの深い目元


30年くらい若かったら自分を意識しそうな・・・・

なんかギャップを感じるので本当の天使の波動ではないね・・・


誰だい?




 わたしはあなたのガイド天使のさらなる使い

 ここにかろうじて来るにはこの出で立ちが精いっぱいです


 でもよく見てください
 いつもあなたとともにいるガイド天使と繋がっていますよ



そういやその上だか奥だか別次元に光が伸びて繋がって観えるのは・・・・






つづく










2015-02-13

りりの庭~再びのミカエル その1



薔薇の花びらに誘われて

行ってみたの




1枚・・

2まい・・・・

3・・まーい・・・・


あーちょ、ちょっとりりちゃん!

その数え方やめてくれるかな?



ひょーーー何で~~?


だってね
それは
それは

ニッポンの夏の夜のイベントに似てるからだよ


・・・・・・・・・・

ふーん

じゃあこのへんで

スピードアップ!

バラを掲げて


そーれ!

あ、そーれ!

そーれ!!



りりちゃんがパワフルに花びらをひっぱり

花びらはどんどん減っていく


何だろうね今度は

それは秋の運動会だよね・・・



じゃあこれかなぁ

すき❤

きらい!

すき❤

きらい!




ああああーーーーーーーーーーー

そんなチョー過去の絵をーーどーして再現するかなーーーーー?!


ま、いいか

そして何枚目にする?


それを決めるのはあなたでしょ!!


ははは・・そうでした
わ・た・し



そうだねぇ

〇枚目だな

なんだか気になる

その赤い線の入った黄色の花びら

他はみな1つの色だったね・・・・


つづく








2015-02-08

なりたい自分


なりたい自分とは何だい?

地球をめぐる風がきいているよ

あなたにだよ


だから代わりに言ってあげる


そう思うこと自体が自分を見失っている


でも大丈夫

ちゃんと自分はそこにいるから


探さずともすぐそばに


地球に吹く風が言っているよ


水の鏡に自分を映してみて


他の人ではだめだよ


他人は自分と同じには決してならない

だからあなたこそがあなたになれる


あなたになろう


じゃあね

また明日

地球を吹く風が一巡りして

再びあなたに会うそうだよ









2015-02-03

二つの地球



悲憤というエネルギーがうねるように

龍のように地上を行き交う

天地のの区別なく

岩を砕き

雲を超える

一人一人の経験的な憤りを呼び覚ます


そしてどうしろというのだ


哀れな未熟な魂にさしのべる手はもはやない


自身の中心に目を向ける者だけが至福の種を受け取ることができる


覚醒の回転はもはや止められない


何をしようと

依存者はその帯をつかむことはないだろう


決定的な決別の日が来た


貧しい魂のさやに生きる者はもうひとつの地球に永遠に取り残された

それを見送るものの目にはただ憐れむ涙があるのみ