2016-04-04

天の鳥

京都に行った
宝厳院 苦海

光のいたずらにまたも遭遇


特別公開の庭にいたときだった


苦海をまわり一休みして再び歩き出すと大きな岩

そして視界が開ける

苔むす大地


岩をながめて通り過ぎると


突如うしろ髪をひかれる?

戻って岩に触れる


連れが何も言わずに写真を撮る



全体が光に満ちている

気分は上々





「天の笛」のひばりを思い出した

冬が終わらない世界に再び春をもたらすために太陽のかけらを取りに行くひばりの話


ちまたは再び光につつまれた世界になるのか

はなは咲くのか

そうなるに違いない