燃えたぎる炎の中のように
あたりはカビのような古びた匂いが漂う
まだあの者は思い出さずにいるのだ
自らの今居る場所がどんなところか
思い出させてくれる扉も羽もない
そのまま埋もれてしまうのか
遥か遠くの宇宙の藻屑にさえなれない
焼け爛れ宇宙の風から取り残されたその地獄に繋がれることを自ら選ぼうとは
燃えたぎる炎の中のように
あたりはカビのような古びた匂いが漂う
まだあの者は思い出さずにいるのだ
自らの今居る場所がどんなところか
思い出させてくれる扉も羽もない
そのまま埋もれてしまうのか
遥か遠くの宇宙の藻屑にさえなれない
焼け爛れ宇宙の風から取り残されたその地獄に繋がれることを自ら選ぼうとは
嘘によって得た小さな支配を喜ぶ者は
最も罪深いと気づく時がきた
その一滴の嘘はそこかしこで落とされ続けた
嘘の雫は川となってうねりを広げこの世の一部を形成するにいたったのだ
この世の争いを担うこの最も罪深い者たちには必ずや罰が与えられるであろう
その罰とは何か
拘束でもなく死でもなく
ただ真実を観るのみ
眠っているあいだに
あなたの耳もとでささやかれていたのに
地上の闇を選ぶ者よ
いつかくる輝かしい楽園を先延ばしにした
小さなやさしい魂が草むらに埋もれつづけているというのに
柔らかな土の中は居心地がいい
さらばである
いましらばらく
私はいつまでも待とう
10年くらい前だったか。
ある講座中デモセッションを受けたところ外国人講師の先生から変なことを言われた。
その内容はには欧米では心機一転するような刺激かもしれないがおそらく日本人にはむしろ逆効果をうむようなひどいものだった。
夫は前世で三角関係の別の男に銃で殺されたというものだった。
チャネラーの私はすぐにそれがその場にいた通訳者のことだと察知した。
その人の顔色が明らかに変わるのも観えてしまった私はどうしたかと考えるまもなくそのままスルーした。
外国人講師が別の人のエネルギーを読んだということも、通訳の人のことだということも言えなかった。
私の最悪の気分は、このデモセッションが完全に失敗したことを物語っていた。
講座にはそれ以来行かず、DVDでほしいものだけ求めて終わらせた。
あのとき指摘したらどうなっていたか、会場で気づいた人がどれだけいたか。
なぜか再び記憶がよみがえってきた。
今更顧みても過去は戻らない。講師含め、みな忘れただろう。しかし私だけがその時を新たな傷として覚えている。
あれはマトリックスの講座だった。関係性の調和を図るものだった。それなのにそれとは真逆にセッションを受けた後悔とともに自身を貶められたような怒りがしばらく私を苦しめた。
そしてそのたびに知人が似たようなことを占い師にいわれて本当に離婚してしまったことが思い出された。
占い師を信じて夫と本当に別れてしまった知人の愚かさ、占いをきっかけに夫を一層疑いの目で見るようになったであろう知人の苦しみ。
確かあの時私はデモセッション後、部屋の前で外国人講師と偶然出くわしたのだった。そしてその外国人講師をただじっと見つめたのであった。彼女は何だろうという怪訝そうな表情をした。私には言葉が少しも出なかったし、ましてや説明ができる会話力もなかった。ただなにか言いたげだということはその外国人講師には伝わった気がした。
私にできた精一杯の眼差し、それだけをよすがに私はその後も堪えたのだった。私はあなたに迎合しない、と。
そして最近一応それなりに自己セッションを重ねてそれなりに収まりをみせていたはずだった。なのにふと蘇ってきたこの記憶。
この手法の会員ではあるが、記憶として舞い戻ってきたのでその意味を再び考えた。
そして会員をやめて自由になるかと。
個人的には必要なスキルの確認をクリスタルやチャネリングの先輩方からも学んできた。多岐に渡ったおかげで自分なりのセッション手法を集約できて今がある。
組織で仕事を30年にわたってやってきた経験もある。
もうそろそろ様々な世間のしがらみからは遠ざかってもいいのではなかろうかと。
これは卒業なのか隠遁なのか次元シフトなのか、それともただの逃げなのか。
なんでもいい。