なんという暑さだろう
ここはどこなの?
いやいや寒すぎる
ここはいったい?
ここは地の果て
地の底
火山の中・・・?
ガスが昇っていく
龍のように
暑いのか寒いのかもわからない
身体の感覚がおかしい
・・・・ここは地球ではないのさ・・・・
どこからか声が聴こえたような
ここは宇宙の砂漠・・・
闇も光もない
かといって無でもない
身体はあるようでない
意識は遠くなるようでいて死もない
かといって生もない
走れるようでいて身動きはとれない・・・・
声を出しているつもりでもなにも聴こえない・・・・
☆〇△そんなことないもんねーーーーーーーー☆〇△
へ?
りりちゃん!
どうしてこう・・・ねぇ
怪奇小説っぽくしようと思ったのに
速攻で打ち消してくれたわね!!
だってーー
朝顔さんがそう言うんだもん☆
あさがおって、あの空に浮かんでたお花の顔のこと?
蝉でなく
朝顔もどきの天のお花に聴いたのね
ふふふ
満月みたいな笑顔でね
りりちゃんお菓子あるよ、食べてね
りりちゃんケーキあるよ、食べてね
りりちゃんラーメンあるよ、食べてね
りりちゃんフルコースがいい?食べてね
りりちゃ・・・
コラコラ!
うそでしょーーーが!
へへへ
これは願望だった☆
でもそんな感じの優しいおば様、おじ様みたいだったんだもん
それでほかになんて言っていたの?
それはねー・・・
風船の中と外の関係だってさ!
ふふふ
ふ、風船の・・・ナカとソト?
夢に見ているのは
はてさてどっちだろう?
風船の中が夢?
それとも風船の外が夢?
どっちも夢?
夢かうつつか
うつつか夢か
寝入りばなの幻想
目覚めの夢
どちらにも私たちは行ける
地の底の唸り声は
警鐘のように聴こえるかもしれないし
空の星の流れも
天に咲く花も
自らの心の鏡
物事の間を見て司る
あなたは奇跡
わたしは奇跡・・・
ーーーーー
あれ?
庭はなんか涼しくなったね・・・
風が吹いてきた
雲が見える
少し空が高いかも・・・ね
・・・・・
それじゃあ、りりちゃん
アイス食べようか?
うわーい☆
おわり